実際の労働時間にかかわらず一定の時間働いたとみなす「裁量労働制」の対象拡大を巡る国の議論が大詰めを迎えている。経営側は「制度の満足度は高い」として拡大を求める一方、適用者の1割近くが「過労死ライン」の労働時間に達するなど運用面の危うさから慎重論は強い。裁量制で働いた当事者は「働かせ放題にできる制度では、もう働きたくない」と話した。(畑間香織)
経営の重要なツールである予算につき私見を書いてみる。 世に予算を「正確に策定する」議論は多く見受けられるものの、なぜ予算を建てるかに対してストレートに述べたものはあまり見ない。 「なぜ」がなければ「どのように」は導けない。 予算とは経営からのメッセージ予算は、スタッフの行動を促すための仕様書 CEOは、これを肝に銘ずるべき。 「見通し」で予算数値を作る人は経営していないと宣言しているのと同じ。 一方、単なる気合を書いてしまう人も、メクラ運転になるのでハタ迷惑。 仕様書は以下の二つの機能を持つ。 ① 経営の方向をメッセージとして打ち出す 予算は言語表現であると割り切る。 ・大幅増益としたい場合 会社や置かれているステージによって「大幅」を表現する数値は異なり(30%増、倍増等)、スタッフの感覚と一致しなければ効果は半減する。 ・次年度以降の飛躍のため、あえて踏み固めることを伝える場合 前年度
PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFOにして早稲田大学大学院会計研究科客員教授も務める柳さんの対談記事です。 コンサルファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と企業のCFOがESGと財務の話をしている時点で、大半のマーケターが「あ、この記事は自分にとって関係ないな」と感じるのでは。 ちなみに、PwC Japanの坂野さんが書いたこの本は(まだ読んでいる途中ですが)めちゃくちゃ必読です(「ESGとかCSRとかSDGsって、儲からないけど、しょうがなくやらなきゃならない企業の社会的責任でしょ?」って思っている人こそ読む本です)。 ここから、僕が感じたエーザイのヤバさ(良い意味)について解説します。 ESGと財務情報の相関性を定量的に検証しようとしている先に挙げた記事の中で、柳さんはこう言っています。 ESGのさまざまなKPI(重要業績評価指標)と企業価値との関連
MVV(Mission・Vision・Value)とは? 昨今、人事界隈では「理念浸透教育」というワードが、キーワード(バズワード?)になっている。理念とは、その名の通り「経営理念」なのだが、古くは社是・社訓として、最近ではMVV(Mission・Vision・Value)と表現され、それを組織・社員の道標として、同じ方向性に向く(エンゲージする)ように利用・活用されている。なぜ、この「理念浸透教育」が界隈で新たなテーマとして掲げられているかというと、わかり易くこの浸透が上手くいっていないという課題感からなのだろう。不確定要素の高い時代、変化の激しい時代には、何か「理念」というような骨太な思想が、個人を安心させる材料になるということには、異論なく納得してしまう。 Mission・Vision・Value それぞれの定義については、企業各社によって様々な言い回しがありますが、多くの企業が下記
広報視点で考えるインナーブランディングが必要な理由~経営理念の浸透・価値観の醸成で社員のモチベーションが劇的改善~ 執筆者 Ai Hirano | 11月 25, 2020 | テレワーク, モチベーション, 活用事例, 経営理念 | コメント0件 Goalous編集部、広報担当のあいです。 在宅勤務での広報業務(コンテンツやプレスリリースの作成・メディアリレーション・SNS更新など)に慣れてきたと感じる今日このごろ。 そんな中、気になっているのが「インナーブランディング」です。 みなさん対応していますか? 在宅勤務が増えて、みんなで集まる機会が減った今だからこそ、重要になってくると考えています。 なぜコロナ禍でインナーブランディングが重要になるのか インナーブランディング(インターナルブランディングとも言われる)とは、社外ではなく社内に対して行われるブランディングを指します。 きっと、広
大勢の人とスタジアムで盛り上がる一体感。応援グッズを揃いで身に着け、ビールとともにプレーを楽しむ──野球観戦は、なんとなく楽しそう。たとえ、野球に詳しくない人でも。 こうした、「プロ野球は、誰もが楽しめる」という空気を作り上げた立役者こそ、2011年12月にプロ野球史上最年少で球団社長に就任した池田純(いけだ・じゅん/ @ikejun )さんです。 就任当時のベイスターズの、年間の赤字は約25億円。池田さんはマーケティングのプロとしての経験を武器に球団を「経営」し、5年間で年間売上を52億円から110億円超へと倍増させ、球団を黒字化まで導きました。閑古鳥が鳴いていた横浜スタジアムは、やがて幅広い世代の人々が集まる、熱気あふれる人気スポットとなったのです。 ベイスターズを人気球団へと激変させた空気の作り方や、退任後4年にわたる「浪人生活」、その先で出会った埼玉の地域活性化という新たな使命や、
企業のブランディングの際によく聞く言葉に「企業理念」というものがありますよね。様々な企業のコーポレートサイトを見ると、その多くに企業理念というページがあります。しかし、そこに書いてあることは、企業によって内容にも分量にも差があります。 「一体、企業理念とは何が正解なんだろうか」 「企業理念と経営理念は何が違うのだろうか」 「そもそも、すべての会社にとって企業理念は必要なのだろうか」 企業理念について調べれば調べるほど、こういった疑問が増えている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな疑問が少しでも晴れればという想いで本記事を書かせていただきました。 たしかに、世の中には様々なスタイルの企業理念が存在しますが、企業理念の本質や構成要素を知りさえすれば、そんなに難しいものではありません。 また、私たち株式会社パラドックスでは、約18年に渡り業界業種問わずたくさんの企業様の企業理念づくりをお
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く