女性活躍推進が注目されているものの、本質を理解せず、見かけだけを整備するだけでは本当の意味での企業価値向上は目指せません。今回の90分腹落ちセミナーは、女性活躍推進の本質について、組織開発のプロフェッショナルである沢渡あまね氏と、多数企業で人材育成支援に携わってきたNOKIOOの小田木朝子氏の2名が「組織が本気で取り組みたくなる女性活躍 2.0」を語り尽くします。本記事では、「女性人材は管理職になりたがらない」という問題を解決するために、リーダーや組織のあるべき姿を語ります。 「育休明け」というラベリングが、相手の活躍機会を奪うことも 沢渡あまね氏(以下、沢渡):問いかけ続けることって大事だと思っています。例えば育休明け間もなくは、周りの人たちが「(育児が大変で)申し訳ないから、大きな仕事は任せない」と思って、単純作業しか任せない。 その後、1年も2年も3年も同じラベルで相手を見てしまって