仙台市で4月、いじめを訴えていた市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、この中学校の2人の教諭が男子生徒にげんこつで頭をたたいたり、粘着テープで口を塞いだりするなどの体罰を加えていたことが19日、分かった。市教育員会が市議会の市民教育委員会で報告した。 市教委によると、男子生徒が自殺した前日の4月25日、授業の終わりごろに寝ていた生徒の頭を教師がげんこつでたたいた。1月には授業中に生徒が騒いだとして、別の教諭が粘着テープで口を塞いだという。教諭2人は市教委に対し、事実関係を認めている。 男子生徒は4月26日、1時間目の授業終了後に学校からいなくなり、自宅近くのマンションで飛び降りているのが見つかった。市教委がいじめとの関連を調査している。今回の体罰との因果関係は明らかになっていない。 男子生徒は昨年6月と11月の…
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