株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
政府の情報収集衛星を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット20号機。先端近くのオレンジ部分を白く塗り替え、燃料を節約する=2011年12月12日、鹿児島県の種子島宇宙センター 2001年8月の初号機打ち上げから11年。日本の基幹ロケットH2Aは、昨年末の20号機で成功率95%と信頼性を高める一方、商用衛星の受注実績は韓国の衛星1基のみと苦戦が続く。宇宙航空研究開発機構は需要の見込める静止衛星の打ち上げ能力拡充に向け、H2Aの大改造に着手。担当者は「日本の技術を押し上げ、世界に打って出る」と意気込む。 ■ 種子島立地の制約 商用衛星市場は通信・放送衛星が多く、赤道上高度約3万6000キロに投入される静止衛星が中心だ。ロケットで高度数百キロ(近地点)~3万6000キロ(遠地点)の長円を描く遷移軌道に投入後、衛星自身のエンジンで静止軌道に移る。 比較的高緯度の鹿児島県・種子島から打ち上げられるH2
三菱電機が防衛・宇宙関連の契約をめぐり、費用を過大請求していた問題で、防衛省は同社を指名停止処分とし、同社鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)へ特別調査に入った。指名停止は「事態が解明されるまでの当分の間」(防衛省幹部)。防衛省のチェック機能が問われる事態となっているが、内部からは「性善説にたった契約方法を見直すべき」との声も上がる。有効な対策は打ち出せていない。(三枝玄太郎) 1月31日午前9時27分、湘南モノレール江の島線湘南町屋駅の前に集まった二十数人の防衛省職員は、2列で三菱電機鎌倉製作所の南門から中に入っていった。 問題となったのは、03式中距離地対空誘導弾(中SAM)の設計(平成21年度の契約額約336億円)。設計工数を過大に申告する不正請求を行っていた。 昨年秋には防衛省に鎌倉製作所の関係者とみられる内部告発があった。当初、三菱電機側は非協力的で、「口裏合わせもあった」(調査担当者)
水と生命にあふれた地球は、宇宙でも他に類を見ない「奇跡の星」なのだろうか。最新の観測で、地球の最大の特徴である「液体の水」が存在できるような惑星が相次いで見つかっている。知的生命体を巡る興味も尽きないが、地球に似た環境の星は宇宙ではありふれているのかもしれない。「地球の双子を探す研究の大きな一里塚だ」。2011年12月、米航空宇宙局(NASA)は地球によく似た惑星「ケプラー22b」を発見したと
中国では昨年11月、宇宙空間で無人実験機「天宮1号」と無人宇宙船「神舟8号」のドッキングに成功したが、今年は中国人初の女性宇宙飛行士が搭乗し、有人宇宙船「神舟9号」および「神舟10号」に登場することが分かった。さらに、2基の宇宙船は「天宮1号」とドッキングするほか、宇宙空間で2週間過ごす予定だ。 中国政府筋によると、中国は2010年5月に第2回宇宙飛行士選考試験を実施し女性2人を含む計7人の宇宙飛行士候補を選抜した。彼らは現在、訓練を受けており、順調にいけば、今年中に宇宙船に搭乗して、宇宙遊泳などを行なうことにしている。 中国では2003年10月に初の有人宇宙飛行を成功させ、その後も2005年と2008年の秋にそれぞれ成功させているが、女性宇宙飛行士はまだ搭乗していない。 今年は秋に5年に1度の中国共産党大会が行なわれ、習近平・国家副主席が党総書記に選出されることがほぼ確実だ。同筋は「中国
小惑星探査機「はやぶさ」をテーマにした映画「はやぶさ 遥(はる)かなる帰還」の上映会が4日、肝付町の内之浦宇宙空間観測所M台地組立棟であった。エキストラ出演した町民や県内外のファンら約200人が、母港に戻った「はやぶさ」を出迎えた。 観測所内での映画上映は初めて。組立棟は2003年5月、はやぶさを打ち上げたM5ロケット5号機を組み立てた施設で、縦3.5メートル、横8.2メートルのスクリーンを設置した。 上映会では、坂上順(すなお)プロデューサーと永野和行町長が登場。坂上さんは「はやぶさを開発、打ち上げ、運用、帰還させた人たちにスポットを当てた。頑張った人たちの心を伝えていきたい」とあいさつした。 主演の渡辺謙さんは、ビデオメッセージで参加。「内之浦では大勢の人に協力してもらった。映画を通じて皆さんの力になれるよう頑張っていく」と語りかけた。 上映会は5日、肝付町の内之浦銀河アリーナ
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