人生に夢があるのではなく、夢が人生をつくるのです。 ボクが見た中国シリーズ・第3弾。 制作者は日本へ来て8年目となるディレクター・関強(かん きょう)。 中国の「性」、「金」に続く今回のテーマは「夢」。 2013年、中国の国家主席・習近平氏は「中国の夢」について力強く演説を行った。 人民一人一人が夢を持つことが、中国の夢であり、中国の偉大なる復興へとつながっていくのだと…。その国家主席の言葉に、人民の意識は変わり始めていた。「夢に向かって生きて良いのだと…」 夢の舞台は、浙江省の街、「横店(おうてん)」。中国の長い歴史がそのままセットで再現され、数多くの映画やドラマが撮影されている。「東洋のハリウッド」とも呼ばれる場所だ。 横店には、中国全土から映画に夢を抱く人たちが集まってくる。脇役からでも成り上がろうとする人たち。彼らの夢はいつか主役になること。でも、中国で主役になりたいならコネとお金
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