埼玉県狭山市在住のアマチュア天文家・佐藤直人さん(58)が1997年2月、火星と木星の間に発見した小惑星を、東日本大震災後、「Tohoku(東北)」と名付けたことがわかった。 佐藤さんが5日、岩手県庁で記者会見し明らかにした。小惑星は偶然にも、震災から1年の11日、太陽や地球と一直線上に並ぶという。 佐藤さんは昨年5月11日、「世界がこの大災害を忘れないようTohokuと名付けたい」と国際天文学連合(本部・パリ)小惑星センターに申請。通常、半年以上かかるところを同年6月15日に認定された。 「Tohoku」は直径約数キロ・メートル。地球からの距離は約1・8億キロ・メートルで、約3年8か月で太陽の回りを1周する。17・7等級と暗く、肉眼では見えないが、11日には獅子座の中、火星のすぐそばに位置する。佐藤さんは「日本では、死者の魂が星になるという言い伝えもある。11日は空を見上げ、犠牲者への思
欧州宇宙機関(ESA)は13日、新型の小型ロケット「ベガロケット」初号機を、南米の仏領ギアナにある宇宙基地から打ち上げたと発表した。 ベガロケットは小型衛星を低価格で打ち上げる能力があり、初号機には、イタリアの小型衛星など計9基の衛星を搭載、分離に成功した。 宇宙航空研究開発機構が2013年度の打ち上げに向けて開発中のイプシロンロケットと、市場におけるライバルとなる。 人工衛星市場では近年、小型衛星の需要が増えている。そのためESAは、大型衛星を打ち上げられる主力ロケット「アリアン5」とは別に、ベガロケットの開発を進めてきた。 ベガロケットは4段式で、全長約30メートル。300~2500キロ・グラムの小型の科学衛星や地球観測衛星を打ち上げられる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く