2012年03月05日 キャリアロケット「長征2号F」の技術顧問である劉竹生氏(中国科学院院士)は3日、中国科学技術館で行われた「科学教壇」に出席し、「今年の6?8月に宇宙船神舟9号が打ち上げられる。3人の宇宙飛行士が搭乗し、設計では最大7日間の飛行が可能だ」と述べた。新京報が4日に報じた。 ▽宇宙実験室「天宮1号」、トイレは男女別に 宇宙船「神舟9号」に搭乗する宇宙飛行士たちは現在訓練を行っている。劉院士は「次回打上げ時の快適性を高めるべく、設計者は宇宙から帰還した宇宙飛行士と交流を重ねている」と語る。 例えば、「神舟5号」にはトイレが無かった。楊利偉飛行士はトイレを一日中我慢しなければならず、帰還した際は顔が真っ青だった。その後、「神州6号」では大小便の収集システムが開発された。劉院士は「これは宇宙に行った人にしかわからないが、便器に座って力を入れると、無重力のため体が前へ傾いてしまう