韓国教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は、アリラン衛星3号が15日に日本種子島に到着し、打ち上げに向けた準備に入った、と明らかにした。アリラン3号は地球を観測するための多目的実用衛星で、5月中旬の打ち上げを目標としている。 この衛星は衛星体の点検と燃料の注入、発射体との結合などの過程を経て、5月18日ごろ打ち上げられ、軌道上で3カ月間の試験運営を行った後、9月から本格的な映像サービスを開始する予定だ。 アリラン3号は現在運営中のアリラン2号より機動性が向上し、希望する地域の高解像度映像を効率的に確保できる。また、今年打ち上げ予定の全天候衛星「アリラン5号」と相互補完し、衛星映像でシナジー効果が生じると期待されている。
![韓国のアリラン衛星3号、日本で打ち上げ準備へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ba9e81c6a66b98e9b100acf16a3f551440e9799/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.joins.com%2Fui_joins%2Fjapan19%2Fprofile_joongang_800.jpg)