皆さん、星空ぱぶ店主の岡崎です。ご無沙汰しています。また、「星空ぱぶ」ブログを再開しますのでよろしくお願いします。 さて、今日のテーマは「宇宙のゴミ問題」です。中国の有名な故事に「杞憂」という話があります。古代中国の杞国に「天が崩れてきたら逃げるところもない」と心配のあまり、不眠症になった人がいました。友人が「天は大気の集まりだ。体を動かしたり、息を吸ったりするのも、天の中にいて行っていることだから、天が落ちてくるかもしれないと心配することはない」と諭しました。ところが、「日や月や星が落ちてきたりしないか」と別の心配です。友人は「日や月や星も大気の中で光っているだけだから、落ちてくるわけはない」と言いました。そこから「無用の心配をする」「取り越し苦労」という意味で使われています。 しかし、杞の国の人の心配があながち取り越し苦労であるとは言えなくなっています。1957年、ソ連(当時)は世界初