都会で星を見ることはできないと思っているあなた。木星や土星、すばるは都心でも見ることはできます。『星のソムリエ』が星空や天文現象に関する話題を語ります。 11月に入ってやっときれいな星空が見えました。1日は昼ごろから晴れ始め、夜7時頃には南の空に木星が明るく輝き、その下にはみなみのうお座の一等星、フォーマルハウトが光っていました。西の空には夏の大三角が、北の空にはアルデバラン、カペラなど冬の一等星を見ることができ、昨週末の悪天候とはうって変わった観望日和でした。 国立天文台のホームページにある「今日の星空」から午後9時の南の空の様子です。
10月29日、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(Second Spacecraft and Fairing Assembly Building: SFA2)にて、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)2号機を打上げ形態に電気的・機械的に結合(全機結合)する作業が完了しました。 HTV2号機は、結合後の総合的な機能確認を目的とした全機点検を行った後、推進剤の充填作業、衛星フェアリングへの格納作業など打上げに向けた最終準備段階を経て、2010年度冬期にH-IIBロケットに搭載され、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。 ※断りのない限り、日時は日本時間です。
トップ > 科学 > 記事一覧 > 記事 【科学】 ノーベル賞の『グラフェン』… 注目集めるヘンな物質 2010年11月1日 今年のノーベル物理学賞の対象となったグラフェン。炭素原子が平面状に連なったこの物質を流れる電子は、質量がゼロになるという不思議な性質を持つ。グラフェンのほかにも、同じような性質を持つ物質が見つかってきた。高速コンピューターや将来の量子コンピューターへの応用もにらみ、これらの奇妙な素材に注目が集まっている。 (永井理) グラフェンは、炭素原子がハチの巣のような六角形の格子をなして平たく連なった物質だ。グラフェンが無数に重なったのが鉛筆の芯に使う黒鉛だ。身近な物質だが、黒鉛からグラフェン一枚を取り出すのが難しく、性質も調べにくかった。 今年のノーベル物理学賞を受けるガイム、ノボセロフ両博士は五年前、グラファイトにセロハンテープを張り付けて、グラフェン一枚だけをはぎ取るこ
今年6月、小惑星探査機「はやぶさ」が約7年間の旅を終えて地球に帰還した。この「はやぶさ」にNECのイオンエンジンなどのシステム技術が関わったことはよく知られている。11日と12日の2日間にわたって東京国際フォーラムで開催予定となっている日本電気(NEC)のプライベートイベント「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2010」では「はやぶさ」をはじめとした宇宙技術に関する展示や特別講演なども紹介される。 12日には宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月・惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタ「はやぶさ」プロジェクトマネージャーで宇宙科学研究所 宇宙航行システム研究系 研究主幹 教授・工学博士の川口淳一郎氏による講演も予定されている(2日現在、すでに満席)。また会場では、「はやぶさ」をはじめとした宇宙技術に関する展示も予定だ。 まだ「はやぶさ」に関して知識のない人は、同社で開設されている
見捨てられかけた火星探査機「スピリット・ローバー」を待ち受ける極寒の試練2010.11.02 13:00 mayumine 「見捨てられそうな優秀な宇宙開発ロボット」これだけで映画のストーリーっぽいですが...。 NASAの火星探査プログラムの一部であるスピリット・ローバーは、火星の砂漠で停止してしまっていて、冬を越すことは難しいと見られているようです。 昨年の暮れ頃にスピリットに致命的なホイールの故障が発生し、NASAが公式に永久にその場に留まるしかないローバーを「静止観測点(stationary probe)と名付けたのは、ちょっと最近の話でした。 砂漠の真っ只中で余命を終えそうになっているとは...、なんとも悲しい運命のロボットです。 3月22日にスピリット・ローバーは緊急休止モードに入り、NASAとの通信が止まってしまいました。厳しい火星の冬と、停止した場所のせいで向きの悪い位置に
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
前の記事 「毛沢東」がコピーされる中国:ギャラリー 驚きの太陽画像、その撮影方法 2010年11月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman インターネット上で評判になっている太陽画像がある。Wired.comでは、その写真を撮影したアマチュア天体写真家に話を聞いた。 この写真は、ニューヨーク州バッファローのダウンタウンに住む天体写真愛好家、Alan Friedman氏が10月20日(米国時間)に、自宅にある望遠鏡で撮影したものだ。街の灯りが強いため、星雲や銀河などの撮影は難しいが、太陽は、大気が安定しているかぎり撮影しやすいのだという。 同氏は、「小さな巨人」(Little Big Man)と名付けられた自宅の望遠鏡でこの写真を撮影した。Little Big Manは小型ながら強力だ。光を集める開口部
数々のトラブルを乗り越え、7年間の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。回収されたカプセルの中には、小惑星「イトカワ」の物質の可能性がある微粒子が入っていることが確認された。特定するための「初期分析」スタートは年明けになる見通しだ。担当する専門家は「たとえ1粒でも、最新技術で十分に分析できる」と期待を込める。【山田大輔、西川拓】 ■難航する回収 微粒子がイトカワのものと分かれば、人類が初めて手にする小惑星の物質となる。9月末、プラハで開かれた国際宇宙会議でも、分析がいつ始まるかに関心が集まった。 調査対象は、カプセルから取り出した円筒状の試料容器「サンプル・キャッチャー」。中はA、Bの2室に分かれ、1回目の着陸で採取した試料はB室、2回目はA室に入るよう中央の回転ドアが動く仕掛けで、構造上最初に開けたA室の微粒子の回収を現在、進めている。 事前の計画では、極細のガラス針「マニピュレーター
TMT完成予想図。1.5m鏡×492枚で口径30mの鏡を作る技術、大気の揺らぎを取り除く補償光学などハイテク技術を駆使する(提供:国立天文台TMTプロジェクト室) ガリレオが口径数㎝の望遠鏡を宇宙に向けてから400年。望遠鏡は大型化の歴史を歩み、新しい天体や現象を発見。人類の宇宙観を塗り替えてきた。人類は宇宙の中心でなく、片田舎の一恒星(太陽)の第三惑星に存在すること、137億年の歴史の中でほんの最近生まれた超新参者であることもわかった。同時に、いかに我々は宇宙のことを知らないかも。ここ10年間の観測で、我々が見ている物質は宇宙のたった4%に過ぎないことが明らかになった。では残りの96%は何なのか。現在計画中の次世代超大型望遠鏡TMTが明らかにしてくれるかもしれない。 TMTは「Thirty Meter Telescope」の略で口径30mの超大型望遠鏡だ。2019年の完成を目標に日本、米
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