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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (540)

  • 冥王星の衛星に「ケルベロス」「ステュクス」命名

    【2013年7月3日 国際天文学連合】 冥王星の4番目と5番目の衛星が、ギリシャ神話に登場する冥界の番犬と三途の川にちなみ、それぞれ「ケルベロス」「ステュクス」と命名された。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した冥王星と5つの衛星。クリックで各軌道を表示して拡大(提供:NASA, ESA, and M. Showalter (SETI Institute)) 冥王星にはこれまでに5つの衛星が見つかっており、そのうち3つはカロン、ニクス、ヒドラと名付けられている。2011年と2012年に発見された2つは符号のみが与えられていたが、このたび2011年発見のP4が「ケルベロス」(Kerberos)、2012年のP5が「ステュクス」(Styx)と新たに命名された。 冥王星の衛星名はギリシャ・ローマ神話の冥界のエピソードにちなむというルールがあり、ケルベロスは冥界の番犬、ステュクスは冥界と現世の間を流れる川

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    hadukino 2013/07/03
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  • アルマ望遠鏡、日本開発の受信機で初の天体画像を撮影

    【2013年6月28日 アルマ望遠鏡】 日が開発した受信機を用いたアルマ望遠鏡の試験観測が今年1月に行われ、400光年彼方の赤ちゃん星を取り巻くガスからの電波をとらえることに成功した。 原始星IRAS 16293-2422を取り巻くガス。電波のドップラー効果を測ることで、この原始星の周囲を分子雲がどのような速度で動いているかを調べることができる。クリックで拡大(提供:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)) 日が開発したバンド4受信機とアルマ望遠鏡。受信機はアンテナのキャビン部に収められている。クリックで拡大(提供:国立天文台) 南米チリのアルマ電波望遠鏡では、観測する電波を10の周波数帯(バンド)に分けて受信するが、日はそのうちバンド4(受信周波数 125〜163 GHz)、バンド8(385〜500 GHz)、バンド10(787〜950 GHz)という3つの周波数帯の受信機を開発

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    hadukino 2013/06/28
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  • グリーゼ667Cのハビタブルゾーンに複数の系外惑星

    【2013年6月27日 ケック天文台/ヨーロッパ南天天文台】 22光年彼方にある恒星のハビタブルゾーンに、3つのスーパーアースが見つかった。同一の惑星系のハビタブルゾーンにこれほど多くの惑星が見つかったのは初めてだ。 未確定の惑星も含むグリーゼ667Cの惑星系。ハビタブルゾーン(緑色)にある3つのスーパーアースのほかに、範囲外にも惑星候補が存在する。クリックで拡大、アニメ表示(提供:Rory Barnes) 三重連星系に属するグリーゼ667C。その周囲の惑星からは3つの“太陽”が見えるのかもしれない(提供:ESO/M. Kornmesser) さそり座の方向22光年彼方にある6等星のグリーゼ667Cには3つの惑星が存在し、そのうち1つがハビタブルゾーン(中心星からの距離が液体の水の存在にちょうどよい範囲)にあるということがこれまでの研究でわかっていた。 独ゲッティンゲン大学のGuillem

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    hadukino 2013/06/27
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  • 地球近傍天体の発見数が1万個に到達

    【2013年6月25日 NASA】 地球軌道に近づく小天体(NEO)の発見数が1万個をむかえた。近年は飛躍的に発見数が増えているものの、地球にとって脅威となる天体が発見される可能性はまだ残っており、世界各地で探索が進む。 パンスターズ1望遠鏡で発見された小惑星2013 MZ5(赤い矢印)。恒星を背景とした動きからその存在を知る。クリックで拡大(提供:PS-1/UH) 「地球近傍天体」(NEO)とは、地球の公転軌道に4500万km以内まで近づく軌道を持つ天体のことだ。数mクラスのものから最大では幅41kmの小惑星(1036) Ganymedまで、そのサイズはさまざまである。また、軌道を計算してみると将来地球に衝突し危害を及ぼす可能性を排除しきれていないNEOは特に、「潜在的に危険な小惑星」(PHA)とも呼ばれる。 こうしたNEOの通算発見数が、いよいよ新たな桁に突入した。記念となる1万個目の

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    hadukino 2013/06/26
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  • 円盤の中で生まれつつある惑星、従来の理論と不一致

    【2013年6月17日 HubbleSite】 176光年彼方の小さな星を取り巻く円盤に、惑星誕生の兆候とみられる空隙が観測された。中心星からかなり遠い距離にこの惑星がもし存在するなら、従来の惑星形成理論に矛盾が生じる可能性がある。 うみへび座TW星の原始惑星系円盤。ハッブル宇宙望遠鏡の観測画像(左)とイラスト図(右)。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, J. Debes (STScI), H. Jang-Condell (University of Wyoming), A. Weinberger (Carnegie Institution of Washington), A. Roberge (Goddard Space Flight Center), G. Schneider (University of Arizona/Steward Observatory), and A.

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    hadukino 2013/06/17
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  • 板垣さん、わし座に新たな明るい矮新星を発見

    【2013年6月13日 VSOLJニュース(300)】 山形の新天体ハンター・板垣公一さんが5月31日、わし座方向に明るい矮新星を発見した。増光がまれな「や座WZ型矮新星」とみられる。 わし座といえば七夕物語の題材であるアルタイル(ひこ星)を含む夏の代表的な星座の一つです。6月ともなると、夜遅くになれば南東の空にかかっているところを見ることができます。天の川に近い場所でもあり、さまざまな興味深い天体の宝庫でもあります。SS 433やAS 338、わし座V605といった特殊星や、反復新星わし座CIといった名前が頭に浮かぶ方もおられるでしょう。 そのわし座に、このたび日人捜索家によって、新たに明るい矮新星が発見されました。天体を発見されたのは、超新星の捜索家としても名高い山形県の板垣公一さんです。 2013年5月31.5974日に口径21cm反射望遠鏡での捜索中、10.8等級(CCD、フィル

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    hadukino 2013/06/13
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  • 西山さんと椛島さんがさそり座に新星を発見

    【2013年6月6日 VSOLJニュース(299)】 九州の新天体捜索チーム・西山さんと椛島さんが6月3日、さそり座に新星を発見した。星間物質の影響で赤く光る古典新星とみられる。 6月上旬の午後9時ごろになると、晴れていれば、南東の低い空にさそり座の1等星アンタレスが赤く光っているのが見えます。そのさそり座の尾の部分にあたる青白い星のシャウラ(Shaula = λ Sco)のすぐ北に、新星が発見されました。 新星を発見したのは、福岡県久留米市の西山浩一(にしやまこういち)さんと佐賀県みやき町の椛島冨士夫(かばしまふじお)さんのチームで、今年2月にケフェウス座に出現した新星(V809 Cep = Nova Cephei 2013)に次ぐ発見になります(参照:2013/2/4ニュース「西山さんと椛島さんがケフェウス座に新星を発見」)。 西山さんと椛島さんは6月3.6146日(世界時)に焦点距離

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    hadukino 2013/06/06
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  • 見つけた! 撮った! パンスターズ彗星

    【2013年3月12日 アストロアーツ】 3月10日に近日点を通過し、北半球の空へとやってきたパンスターズ彗星。当初予想より暗めとはいえ、何年ぶりかの肉眼彗星へと天文ファンの期待は高まる。日各地から撮影・目撃報告が届く中、東京都渋谷区にあるアストロアーツ事務所の屋上でもその姿を確認することができた。 3月11日に撮影したパンスターズ彗星。2013年3月11日18時26分(日没40分後)1秒露出、ISO 1600/Nikon D5100+80-400mmズーム(200mm F5.3)/固定撮影。拡大像は16枚コンポジット、トリミング。クリックで拡大(撮影:門田健一、東京都渋谷区にて) 天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」の画面に実写の景色画像を合成し、夕景の中で彗星を探す目安とした。視野円は16×70mm双眼鏡の実視界4度。クリックで画面拡大表示 アストロアーツの事務所があるビル

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    hadukino 2013/03/13
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  • 地表から探るエウロパの海

    【2013年3月8日 NASA】 木星の衛星エウロパの地表に、地下の海に由来すると思われる物質が見つかった。地表と地下がつながっている証拠となるもので、生命の可能性を秘める海を探るヒントを地表の調査から得ることができるかもしれない。 1998年にNASAの探査機「ガリレオ」がとらえたエウロパの姿。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/University of Arizona) エウロパの地表と地下の海の想像図。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 準惑星エリスやマケマケの発見者として有名なMike Brownさん(米カリフォルニア工科大学)とKevin Handさん(NASAジェット推進研究所)が、木星の衛星エウロパの地下にあるとみられる海から地表に塩水が出ているという強い証拠を見つけた。 エウロパの表面は氷で覆われているが、その100km地下には液体の広大な海があ

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    hadukino 2013/03/08
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  • 重力レンズで生み出された銀河のインべーダー

    【2013年3月7日 NASA】 巨大な重力を持つ銀河団の周辺では、その向こう側にある銀河からの光が曲げられ、実に不思議な姿が見えることがある。数十億光年の彼方に見られる広大な宇宙の現象を、ハッブル宇宙望遠鏡がまざまざと映し出している。 多くの重力レンズ像が見られるAbell 68付近。クリックで拡大(提供:NASA & ESA. Acknowledgement: N. Rose) 画像は、うお座の方向約20億光年の彼方にある銀河団「Abell 68」付近をハッブル宇宙望遠鏡が赤外線の波長でとらえたものだ。銀河団の巨大な重力がまるでレンズのように作用し、向こう側(より遠く)にある銀河からの光が屈折して見える重力レンズ効果の、その顕著な例がいたる所に現れている。 たとえば、画像左上の明るい楕円銀河のすぐ上にある渦巻銀河は、引き伸ばされて1970年代に流行ったインベーダーゲームのエイリアンのよ

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    hadukino 2013/03/08
    読んでる:重力レンズで生み出された銀河のインべーダー
  • 土星探査機がとらえた、はるかなるヴィーナス

    【2013年3月6日 NASA (1)/(2)】 太陽系の中で地球のひとつ内側を回る金星と、はるか遠くの巨大なガス惑星、土星。NASAの土星探査機がこの2天体を1つのフレームに収めた、印象的な画像が公開されている。 土星の環ごしに見える金星。クリックで広域拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute) 土星の朝に現れる金星。クリックで広域拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute) 今の時期、深夜の南東の空にうしかい座のアルクトゥールスやおとめ座のスピカを追って現れる土星。太陽から地球までの10倍も外側にあるこのはるかなる惑星の周りで9年間観測を行ってきたNASAの探査機「カッシーニ」から、「土星から見る金星」の印象的な画像が届いた。 1枚目は、2012年11月に撮影したもの。土星から約80万

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    hadukino 2013/03/07
    読んでる:土星探査機がとらえた、はるかなるヴィーナス
  • 「宇宙のサッカーボール」が作られる環境

    【2013年3月6日 国立天文台】 炭素原子がサッカーボール状に結びついた「C60 フラーレン」がおおいぬ座の惑星状星雲で見つかった。星雲の観測から、C60の生成環境の解明についても大きく前進している。 台湾中央研究院の大塚雅昭さんらの国際研究チームが、おおいぬ座の方向6800光年彼方の惑星状星雲「M1-11」の赤外線観測データから、「C60 フラーレン」と呼ばれる炭素質のダスト(塵)を検出した。その総量は地球100個分もの質量と見積もられる。 「どんな環境で作られるか」の解明に大きな手がかり すばる望遠鏡が撮影した惑星状星雲M57を背景にした炭素構造物のイメージ図。サッカーボール状のC60、ラグビーボール状のC70、平面の網状のグラフェンが描かれている。クリックで拡大(提供:国立天文台) C60は、60個の炭素原子がサッカーボールのような中空の球構造に配列した物質だ。宇宙空間で初めて見つ

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    hadukino 2013/03/07
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  • 生命の兆候がある惑星は、白色矮星で見つけやすい

    【2013年2月27日 ハーバード・スミソニアン天体物理学センター】 太陽以外の恒星に、生命がすみやすい環境の惑星はあるのだろうか。これまで惑星が発見されたことのない「白色矮星」と呼ばれる星の残骸が、生命の兆候を探すのに実は最適であるという研究成果が発表された。 太陽以外の星を公転する系外惑星はこれまでに800個以上見つかっているが、その中に生命のいる世界があるかどうかはわかっていない。ある惑星の環境が生命に適しているかどうかは、ガス惑星なのか岩石惑星なのかというタイプや恒星からの距離、大気、そこで起こる化学反応などが考慮される。特に、大量の酸素は生命が存在する可能性を示す根拠になりうる。 こうした惑星を見つけるには、どのような星の周囲を探せばよいのだろう。Avi Loebさん(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)らの研究によれば、太陽のような星よりも「白色矮星」のほうが、生命に適

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    hadukino 2013/02/28
    読んでる:生命の兆候がある惑星は、白色矮星で見つけやすい
  • 建設計画中の30m望遠鏡、応援団が発足

    【2013年2月27日 クラブTMT】 国立天文台がアメリカ、カナダ、中国、インドとの協力によりハワイに建設を計画している30m望遠鏡「TMT」。この計画を応援する「クラブTMT」が発足し、会員を募集している。 《「クラブTMT」に入って、30m望遠鏡(TMT)を応援しませんか?》 ハッブル宇宙望遠鏡を代表とする宇宙望遠鏡や、すばる望遠鏡など大型望遠鏡によって、宇宙についてさまざまなことが調べられてきました。しかし、今の観測装置では手の届かない疑問もまだまだ存在しています。 たとえば、宇宙を加速的に膨張させているダークエネルギーの正体はどのようなものか? 星や銀河が最初に輝きだした宇宙の夜明けのようすはどのようなものだったのか? 地球のような生命の存在する惑星はどこにあるのか? このような宇宙の謎を解き明かすには、口径数十mクラスの次世代超大型望遠鏡が必要になります。 そのために日の国立

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    hadukino 2013/02/27
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  • ロシアの火球の推定軌道

    【2013年2月26日 Universe Today/CBET 3423】 今月15日にロシア中部に大きな被害をもたらした巨大火球。その元となる小天体はどのような経路をたどってやってきたのか、各方面での分析が行われている。 ZuluagaさんとFerrinさんが発表した天体の軌道。クリックで拡大(提供:Jorge Zuluaga and Ignacio Ferrin, University of Antioquia in Medellin, Colombia) 2月15日午前9時20分ごろ(現地時間)ロシア・チェリャビンスクの空に出現した火球は、大きさ十数mの小天体が大気圏に突入したあと上空でバラバラになり、もっとも大きな破片が飛来してきたものと考えられている。 車載カメラや監視カメラなどで記録された多数の動画から、母天体がどのような軌道を持っていたのか検証が行われている。事件から1週間も

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    hadukino 2013/02/27
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  • 太陽そっくりの恒星に太陽のような低温大気層

    【2013年2月22日 ヨーロッパ宇宙機関】 欧州の天文衛星「ハーシェル」による赤外線観測で、4光年かなたにある太陽に似た恒星リギルケンタウルスAに低温の層が見つかった。 太陽表面の構造。光球(Photoshere)の外に低温と高温の彩層(Chromosphere)、さらにその外にコロナが広がる。クリックで拡大(提供:ESA) 皆既日の様子。周囲にコロナが広がり、右下の縁に赤い彩層が見える。画像クリックで投稿画像ページへ(撮影:mareeba1114さん) 太陽からもっとも近い恒星は、3つの恒星からなるリギルケンタウルス(アルファケンタウリ、ケンタウルス座α)連星系だ。3つのうちもっとも近いのは4.24光年の暗い赤色矮星プロキシマケンタウリで、それよりわずかに遠い4.37光年の距離にリギルケンタウルスAとBがある。この2つは、天体望遠鏡で見ると1等星同士の二重星として見える。 リギルケン

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    hadukino 2013/02/22
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  • 高速回転する超大質量ブラックホール

    【2013年2月21日 CfA】 JAXAのX線天文衛星「すざく」を用いた研究で、銀河中心にある超大質量ブラックホールが高速回転していることがわかった。 ハッブル宇宙望遠鏡で見たNGC 7469(右上)。中心に活発な超大質量ブラックホールが存在している。クリックで拡大(提供:NASA/ Hubble) 多くの銀河では、その中心に太陽の数百万倍から数十億倍の超大質量ブラックホールが存在している。とくにクエーサーのような場合には、光速に近い速度で噴き出す細いジェット流のような激しい現象をもたらす。 こうしたジェット流は、ブラックホール周囲の熱い円盤に物質が積もっていくことで発生すると考えられる。近寄ると引きずりこまれてしまうブラックホールだが、その周辺には円盤があり、ブラックホールへと落ちていく物質との相互作用によってエネルギーや物質が放射されるのだ。 ブラックホールを特徴づけるパラメータは質

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    hadukino 2013/02/21
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  • 銀河宇宙線の加速の謎に土星探査機のデータで迫る

    【2013年2月21日 JAXA宇宙科学研究所/NASA】 宇宙線を生み出すとされる超新星爆発の衝撃波による粒子の加速。それによく似た過程が「身近な宇宙空間」である太陽系の土星で直接観測され、磁場との意外な関係が明らかになった。 土星の磁気圏(グレー)に生じた衝撃波(青)を観測する土星探査機カッシーニ(イメージ図)。クリックで拡大(提供:ESA - C. Carreau ) 磁場と衝撃波の向きが準平行な状態(上)と準垂直な状態(下)。クリックで拡大(提供:ESA) 宇宙を飛び交い、大気層を貫いて地表にも降り注ぐ宇宙線(高エネルギー粒子)は、宇宙空間のガス中の強い衝撃波による加速(「フェルミ加速」と呼ばれる)で生み出されているというのが有力な説だ。この衝撃波は、重い星の一生の最期に起こる超新星爆発で発生すると考えられている。 衝撃波は超音速の衝突が起こると発生するが、宇宙空間のガスは電離状態

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    hadukino 2013/02/21
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  • 観測画像が続々 小惑星2012 DA14の地球最接近

    【2013年2月18日 アストロアーツ】 16日の明け方に地球に最接近した小惑星2012 DA14は、双眼鏡や小型望遠鏡でも観測できるとあって多くの天文ファンが観測にチャレンジした。 スカイツリー最上部の背後を駆け抜けた小惑星。クリックで投稿画像ページへ(撮影:くおんさん) しし座の銀河と小惑星の軌跡。クリックで投稿画像ページへ(撮影:yuji.yamagataさん) 人工衛星と見かけ上のニアミス。クリックで投稿画像ページへ(撮影:studiolalaさん) 幅数十mと推定される小惑星2012 DA14が2月16日4時24分ごろ(日時間)、地表から27700km(地球の直径およそ2個分)の距離まで最接近した。 日では最接近時刻を含む午前4時ごろから夜明けにかけて西の空を通過するという好条件で、約7等級まで明るくなるとあって、多くの天文ファンが「ステラナビゲータ」のシミュレーションなどを

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    hadukino 2013/02/18
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  • ロシアの小天体落下、チェリャビンスクで隕石を回収

    【2013年2月18日 RIA Novosti/NASA】 ロシアのチェリャビンスクを中心に大きな被害をもたらした物体の破片が現地近くの湖で発見され、分析により隕石と判明した。もとの小天体は重さ約1万t、幅十数mと推定されている。 2月15日の朝(現地時間)、ロシアとカザフスタンの国境付近のウラル地方で目撃された落下物による被害として、衝撃波で割れたガラスなどで1200人以上の負傷が報告されている。 被害が集中したチェリャビンスクにあるチェバルクリ湖では隕石とみられる破片が回収され、分析が行われた。ウラル連邦大学のViktor Grohovskyさんによると、隕石の中でもっともありふれた「普通コンドライト」と呼ばれる石質隕石で、組成の10%が鉄でできているという。 NASAの推算では、この隕石のもととなった小天体は重さ1万t、幅17m。秒速18km、20度以下の浅い角度で地球の大気圏に飛び

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    hadukino 2013/02/18
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