【ベトナム】ベトナム・ニュース(電子版)などによると、ベトナムの国立人工衛星センターはこのほど、首都ハノイ郊外のホアラク・ハイテクパークに宇宙センターを建設し、独自の人工衛星を日本の協力を得ながら製作して打ち上げる計画を明らかにした。 同センターの敷地面積は9ヘクタールで、日本の政府開発援助(ODA)など6億8800万米ドルが投資される予定だ。年内に日本の専門家と共同で詳細な計画を立案する。来年末までに用地取得を終え、2014年から必要なインフラ工事に入る。 ベトナム科学技術省は技術研修を目的として、既に技術者24人を日本に派遣した。今後3年間でさらに約100人の技術者を日本の大学5校に送り、人工衛星技術を習得する。その後は日本企業で人工衛星製作の実務を経験する予定だ。