【12月23日 AFP】ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した、うお座にある渦巻銀河M74(NGC 628)の画像。19日に公開された。 地球から約3200万光年の距離にある。推定で約1000億個の星から成り、天の川銀河よりはやや小さい。 M74では渦巻銀河の全体像を見ることができる。完全な対称形をした腕は中心核から伸び、その上には若い星の一群(青)と電離水素領域(ピンク)が点在している。これらの領域では星が活発に形成されており、ひときわ明るく輝いている。 中心核付近からは、腕に沿うようにちりも伸びている。 M74は、6つ程度の銀河で構成される銀河団M74の中では最大の構成要素だ。(c)AFP
香川大などが開発中の小型衛星「STARS-2」が、13年度に打ち上げられることが決まった。同大(高松市)で記者会見した工学部の能見公博准教授は、宇宙ゴミ除去の技術につながる実験を行うことを踏まえ、「早い時期に打ち上げられ、非常にありがたい。実験を成功させ、産業化できる技術を実現したい」と語った。 STARS-2は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、13年度にH2Aロケットで打ち上げる大型衛星に相乗りさせる公募衛星の一つに選ばれた。 STARS-2は、親機と子機をつなぐ電線「導電性テザー」(EDT)を1キロ~数百メートル伸ばし、宇宙空間でEDTに電流を流すなどの実験を行う計画。この技術を応用すると、子機でつかんだ宇宙ゴミの周回速度を落として大気圏に突入させ、燃え尽きさせることができるという。 宇宙ゴミは地球周回軌道に約2万あるとされ、世界中で解決に向けた動きが出始めているといい、能見准教授
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相模原市の加山俊夫市長は22日の定例会見で、計画延期の可能性が指摘されている小惑星探査機「はやぶさ」の後継機開発について、「前回のプロジェクトには多くの市内企業が参加した。やってもらわないと困る」と懸念を示した。 はやぶさの組み立てに関わった「NEC東芝スペースシステム」(中央区)、従業員14人ではやぶさカプセルの開封作業に参加した「コバヤシ精密工業」(南区)など、市内には多くの宇宙関連企業が集積。組み立てや運用も市内の宇宙航空研究開発機構の施設で行われ、市は「はやぶさの故郷」とPRしている。 加山市長は「宇宙開発で培われた技術は多方面の企業活動に生かされ、ものづくりへの効果が大きい。継続して行うことが大事だ」として計画の意義を訴えた。 前回より有機物の多い小惑星からの試料回収を目指す後継機「はやぶさ2」は2014~15年の打ち上げを目指すが、東日本大震災の復興経費捻出などから、関連
国立天文台(東京)と上越教育大(上越市)は22日、国立天文台野辺山宇宙電波観測所(南佐久郡南牧村)の電波望遠鏡などを使って、太陽系が属する銀河系の“隣の銀河”で星ができる材料となる分子ガスとちりの分布が分かる、精密な分布図を作ったと都内で発表した。「高い解像度の図は世界初」(国立天文台)としており、星が誕生するまでの過程を知る重要な手掛かりになると期待している。 同観測所のアンテナ直径45メートルの電波望遠鏡が分子ガスを、南米チリの砂漠にある電波望遠鏡がちりをそれぞれ観測。「さんかく座」の方角にあり、地球から270万光年離れた渦巻き銀河「M33」を調べた。 約2年かけて集めたデータを解析した結果、分子ガスとちりが同銀河の広域にわたって、いくつもの「固まり」のように分布していることが分かった。このデータに、誕生したばかりの「若い星」の位置を重ねて分布図を作った。 野辺山の電波望遠鏡は2
ロケットまつり事務局 @rocketfes 12/22(木)21:00〜23:00ニコ生「はやぶさ2中止の危機、予算内示前最後の解説」【出演】松浦晋也、秋の『』、大貫剛、小林伸光 http://t.co/Pln0G0mN
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