東日本大震災直後に救援・復旧を目的として編成された2011年度第1次補正予算に“スパイ衛星”の関連費用が盛り込まれていたことがわかりました。 第1次補正予算には情報収集衛星施設整備費として4600万円が計上されています。情報収集衛星は「大規模災害などへの対応」だけでなく「安全保障」を名目に導入された軍事偵察衛星です。 この衛星を運用する内閣衛星情報センターは第1次補正予算での支出について「茨城県行方(なめかた)市にある地上施設、内閣衛星情報センター北浦副センターが被災して生じた地盤沈下や周辺道路の亀裂などを復旧するため」としています。 内閣衛星情報センターの所長は防衛省出身。日本共産党の吉井英勝衆院議員が提出した質問主意書への答弁書によると、同センターの定員219人中48人が防衛省、警察庁、公安調査庁からの出向者です(11年6月30日時点)。 情報収集衛星に関しては11年度第4次補正予算か
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