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約1時間半の会談を終え、記者団の前で手を取り合うクリントン米国務長官(左)とアウンサンスーチーさん=ヤンゴンのスーチーさんの自宅で2011年12月2日午前11時過ぎ、西尾英之撮影 【ヤンゴン西尾英之】ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチーさんが2日午前、ヤンゴンの自宅で同国訪問中のクリントン米国務長官と会談した。スーチーさんは会談後「私たちが手を携えれば、民主化への道が後戻りすることはない」と述べた。両者は記者団を前に固く手を握って肩を抱き合い、親密さをアピール。政権主導の改革の進展で国際社会がミャンマー政府との関係改善に乗り出す中、スーチーさんと米国が協調してテインセイン政権に民主化を迫っていく姿勢を内外に示したものだ。 1時間半に及んだ会談は、昨年11月までスーチーさんが軟禁されていたヤンゴンのインヤー湖畔の自宅で行われた。2人は会談後に自宅の庭を散策し、その後そろって記者団の
沖縄防衛局の田中聡局長(50)は28日夜、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市への移設に向けた環境影響評価書の県への提出時期を一川防衛相が公表していないことについて、女性を乱暴することに例え、「犯す前に『やらせろ』とは言わない」と発言した。 ただ、「許可なしにやれば犯罪となる」とも語り、提出時期は沖縄の理解を得ながら判断する必要があるとの考えを示したものだが、女性の人権を侵害するとも受けとれる発言に、沖縄から反発の声が強まりそうだ。 那覇市内で開かれた報道陣との非公式の懇親会で語った。政府は評価書を年内に提出する方針だが、一川防衛相が12日、沖縄県知事と会談後、記者団に対し、「無理に提出するものではない。沖縄の理解の下で進める」と時期を明らかにしなかった点について説明した。 田中局長は29日の読売新聞の取材に対し、「女性を侮蔑するような考えはない。現段階では、懇親会の内容につい
社説 「暴言」の本質 沖縄蔑視の構造化を危惧2011年12月2日 Tweet 米軍普天間飛行場移設計画の環境アセスメント手続きを女性暴行に例えて説明した田中聡前沖縄防衛局長の暴言は、著しく品位と人権感覚の欠如した重大事件として歴史に刻まれるだろう。 高級官僚の暴言としては、県民には1994年9月9日の宝珠山昇防衛施設庁長官が県民に対し「基地との共生、共存」を求めた発言が印象に残る。 政権与党の社会党が日米安保反対から容認へ路線転換したことを踏まえた宝珠山発言は当時「官僚の傲慢(ごうまん)な発言」と受け止められた。県民を侮るような物言いという点で二つの暴言は通底する。 しかし、より悪質なのは今回の暴言だ。女性や県民を陵辱の対象と見なすかのような認識。軍隊が住民を守らなかった沖縄戦の教訓には目もくれずに、400年前の薩摩侵攻を琉球に軍がいなかったから攻められたとし「基地のない、平和な島
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