日中両政府が日中関係の改善に向けて4つの点で意見の一致をみたと発表したことについて、中国共産党の機関紙「人民日報」は8日付けの紙面で、沖縄県の尖閣諸島を巡って「両国が意見の一致を初めて文字で明確にした」と伝えています。 日中両政府は7日、日中関係の改善に向けて4つの点で意見の一致をみたと合意文書を発表し、来週、中国の北京で行われるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、日中首脳会談が行われる見通しとなりました。 中国政府はこれまでのところ、日中首脳会談の実現の見通しは発表していませんが、8日付けの中国各紙は、ほとんどが日中両政府が4つの点で意見の一致をみたと発表したことついて1面のトップに見出しを掲げるなど大きく伝えています。 このうち共産党の機関紙「人民日報」は、「4つの点で意見の一致をみたのは容易なことではなく、しっかりとこれに従う必要がある」と指摘しました。 そのうえ
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