小笠原での、中国漁船サンゴ密漁の件なのだが。「防衛大臣が一義的には自衛隊ではない」と言っている。だが、現実的には海自は対応をするし、今回もしているだろう。 この手の状況では、海自機はすぐに展開して情報収集する。海自にもスクランブル相当はある。ワンレディ、ツーレディがそれだし、この手の件でも結構上げる。別に訓練ついでに上げても良い。部内の情報収集扱いにしているだけで、オフィシャルで密漁対処と言わないだけの話である。 場所的にも情報収集や監視も容易である。硫黄島のすぐ脇、200kmしか離れていない。P-3Cを上げて30分もかからない。画像とポジションとって、重要なものはそのまま転送してもよし、厚木に行って全部のデータを本省まで送っても良い。硫黄島には固定配備された機体はない。整備能力が低く、ウオッシュラックでの塩流しもできないので、どうせ本土に戻る必要がある。 防衛本省も、やたら知りたがる。と