大田原市教育委員会は15日、定例会を開き、市立9中学校で来年度から4年間使う歴史・公民教科書を育鵬社の教科書にすることを決めた。「日本独自の伝統文化の内容が充実している」などと評価した。他教科も含めた採決で、教育委員6人のうち、男性委員4人が選定に賛成し、女性委員2人が反対した。 育鵬社は「自虐史観の克服」などを掲げた「新しい歴史教科書をつくる会」系の出版社。県内の公立中で大田原市だけが使う。この日賛成した新江侃(つよし)教育長が会長の教科書採択協議会が14日、各教科の教科書を選び、市教委に答申した。 定例会では6人全員が意見を述べた。賛成した男性委員は「歴史・公民は過去の人々の思いや歴史を正しく理解する必要がある」と指摘。「国や郷土を愛する日本人として誇りを持ち、思いやりにあふれる子どもに育ってほしい」と育鵬社がふさわしい理由を述べた。小高一紘教育委員長も発言し、同社以外の一部の教科書は
「略奪文化財」騒動の渦中に日本で仏像盗む韓国人 韓国人5人、対馬の寺で統一新羅時代の銅製仏像と日本の経典約300冊盗む 窃盗団が2年前対馬から持ち込んだ仏像、略奪文化財の可能性あり政府が返還せず ▲24日、日本の警察に窃盗容疑で逮捕された韓国人窃盗団が対馬市の寺から盗んだ仏製の仏像=写真左=。高さ11センチのこの仏像は9世紀の統一新羅時代に作られた対馬市指定の有形文化財だ。写真右は2012年に韓国人窃盗団が対馬海神神社から盗まれ、韓国に持ち込まれた「銅造如来立像」。韓国政府が2年経過してもこの仏像を返還しないため、日本側は強く反発している。写真提供=対馬市 韓国人窃盗団が2012年、長崎県対馬市から盗んだ仏像の返還問題が韓日間の外交争点になっている中、再び対馬で韓国人の仏像窃盗事件が発生した。 対馬南警察署は24日、同市の寺「梅林寺」から仏像や経典を盗んだ疑いで40-70代の韓国人の男5人
【コラム】「品格ある被害者」になるには 韓国で日本は「文化略奪国」、世界で日本は「文化支援国」 正力松太郎氏、韓国では「A級戦犯」だが海外では「文化支援者」 浮石寺仏像問題、日本が略奪した可能性高くても一度返還を 根気強い被害証明が重要 先日会ったボストン美術館学芸員の名刺には「正力松太郎チェア(Matsutaro Shoriki Chair)」という肩書きが書かれていた。「これはどういう意味ですか」と聞いたところ、「正力松太郎氏の財団がこの学芸員の給与を毎年支援しているため、こうした肩書きが付いている」と説明された。この学芸員が名刺を渡すたびに、世界各国の文化界関係者は「正力松太郎」という名前の持つ意味を質問するということだ。 正力松太郎氏(1885-1969年)は読売新聞の元社主だ。日本初のプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」の前身となるチームを創設、日本に米国の原子力発電所を導入して「
2年に一度開催されているオーストラリア軍とアメリカ軍の合同軍事演習「タリスマン・セイバー」が、オーストラリア北部ダーウィン近郊のフォグベイを中心に実施されている。 この軍事演習は米豪両軍から3万名を超える将兵が参加する大規模なものである。オーストラリア軍にとってはアメリカとの親密な同盟関係を誇示するためにも重要な機会となっている。 約40名の陸自部隊が初参加 今回は、初めて日本からも陸上自衛隊の部隊が参加している。このため「日本とオーストラリアの准同盟化」といったニュアンスで取り上げている日本のメディアも存在する。ただし、タリスマン・セイバーに陸自部隊が参加しているといっても、オーストラリア当局側では日豪軍事同盟を見据えたような参加と考えているわけではない。 参加している陸自部隊はわずか40名ほどの小部隊であるし、そもそも主催国であるオーストラリア側としては、あくまでも豪米軍事同盟の強化が
はじめに 野間易通は2015年現在の日本の社会運動シーンにおける最重要の人物の1人である。 一時は首相官邸を毎週数万人で包囲した「首都圏反原発連合」の中心メンバーの1人であり、2013年1月に野間を代表として発足した「レイシストをしばき隊」(現「C.R.A.C.」)の活動は、それまで数年にわたって全国各地の路上をいわゆるヘイトスピーチで制圧していたと云っても過言ではない在特会(「在日特権を許さない市民の会」)と初めて互角以上に渡り合った。 野間のリベラル派としての立場は、ラジカル派である私のそれとは最終的には相容れないものだし、細々した部分から根本的な部分まで多くの批判を持ちつつも、それを全面的に展開することは控え、たまに言及する際にはむしろなるべく好意的であるよう心がけてきたつもりだ。 ある時期から、野間が突然、ツイッターなどで私に対する揶揄的やがて批判的言及を断続的・間歇的に繰り返すよ
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