香港(Hong Kong)の終審法院前で、外国人メイドの永住権を認めない判決が出た後で取材に応じる移民労働者の権利保護団体「AMCB(Asian Migrants' Coordinating Body)」の広報担当者、イーマン・ビラヌエバ(Eman Villanueva)氏(左)ら(2013年3月25日撮影)〔AFPBB News〕 「世界で最も影響力のある100人」(米有力誌タイム)に選ば れたスリスティヤニンシさん(当時23歳)は香港で、移民外国人メイドとして働いていた。 インドネシア人のスリスティヤニンシさんは、雇用主から瀕死の状態に陥るまで虐待を受けたことをきっかけに、外国人労働者の人権保護や人道的扱いを求める活動を主宰し現代版「ジャンヌ・ダルク」としてその勇気と行動をタイム誌で高く評価された。 香港で長年くすぶってきた移民外国人の不当な扱いや虐待の事実を国際社会で表面化させ、世界