3日、北朝鮮が6回目の核実験を行ったことを受け、広島市の平和公園では被爆者団体などが抗議の座り込みを行いました。 参加者たちは「ヒロシマからすべての核実験に強く抗議する!全世界の『核兵器廃絶』と『恒久平和』を」と書かれた横断幕を掲げ、およそ30分間にわたって座り込みを行いました。 このあと日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の箕牧智之代表理事があいさつし、ことし7月に国連で採択された核兵器禁止条約に触れて、「核兵器の製造や保有、実験や威嚇などが法的に禁止されたのにもかかわらず、北朝鮮は実験を強行した。国連はこのような行為を許さないよう方策を講じてほしい」と述べました。 最後に参加者たちは原爆慰霊碑に向けて黙とうをささげました。 座り込みを終えた日本被団協の箕牧代表理事は「核兵器が使われればどうなるのか、広島や長崎の例を見れば世界中の人もわかると思います。北朝鮮と話し合いによって解決できる