お酒が好きな人にとって、親しい仲間と楽しく盛り上がり、酒を酌み交わす時間は最高のリラックスタイム。特に約束をしていなくても、いつでも誰かがいるような自然に集まれる店があれば、なお幸せというものだ。英国に住む63歳の男性は2年前、そんな大切な社交場を失いそうになっていた。行きつけのパブが閉店することになり、大切な友人たちと頻繁に顔を合わせられなくなる危機が訪れたのだ。しかしこの男性、閉店するパブから椅子などの設備類を譲り受けるなどして、自宅の庭に家族と友人専用のパブを開設。目的は商売ではなく友人たちとの顔合わせとあって、利益はすべて慈善事業へ寄付しているという。 この男性は、コベントリーで溶接工やバーテンの仕事を務め上げ、今は悠々自適な生活を送っている63歳のフランク・フォックスさん。2年前、彼は行きつけにしていたパブが閉店すると聞いたとき、大きなショックを受けた。そこは、フォックスさんが長
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