僕はときどきネット上で、自分の中で確信にまで至っていない漠然とした思いを、わざと断定調に書くことがある。なぜそういうことをするのかというと、1つにはフィードバックをもらうことで自分の考えを更に先に進めたいから。もう1つは、僕の問題意識が世間的にも重要なアジェンダになっているのかどうかを知りたいからだ。 これを繰り返していると、だれがどのような認識を持っているのかだいたい分かってくる。時代の先を読もうとしている人、読めている人が見えてくるのでおもしろい。 あるとき自分の中でぼんやりと見えてきた未来のビジョンをTweetしたことがある。自分自身で書いていて「これじゃなんのことだかさっぱり分からないな」と思うようなTweetだった。さすがにこんなTweetにはだれも反応しないだろうと思っていたら、二人からリプライが来たのでびっくりした。同じような未来を見ている人がいることに驚いた。 一人がマイネ
総務省は2011年8月9日、2011年版の【情報通信白書】を公開した。その多くは以前【携帯電話とパソコンの所属世帯年収別利用率(2010年分データ反映版)】でも紹介した「通信利用動向調査」の結果を元にしている。一方で他にも色々な資料を元にした注目すべきデータを多数収録しており、非常に資料性の高い内容となっている。今回はその中から、携帯電話によるSNS(今件では狭義のSNSとし、ブログやツイッターなどのミニブログは含まず、mixiやモバゲー、GREEなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスに限定)への依存について見て行くことにする(【該当ページ:第2章 浮かび上がる課題への対応(2)インターネットと依存】)。 今項目の調査結果については、次のような調査概要が記されている。調査期日は明記されていないが2010年調査で、「大手SNSの携帯サイトからの調査として、ログイン直後の画面の下部にラン
アメリカの調査機関【Pew Reserch Center】は2011年8月26日、アメリカにおけるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト、Social Networking Sites、狭義のソーシャルメディアでMySpaceやFacebookをLinkedInを指し、ツイッターやブログ、掲示板などは含まない)の利用性向調査結果を発表した。今回はそのうち、直近データにおける属性別と、この数年間での利用動向推移について見て行くことにする(【発表リリース】)。 今調査は2011年4月26日から5月22日にかけて、18歳以上の人に対して電話(固定電話と携帯電話)でRDD形式(Random Digit Dialing、乱数で創り出した番号に電話をかける方法)によって選択された対象に、英語とスペイン語で行われたもので、有効回答数は2277人。回答時に利用した電話は、固定電話は1522人、携帯電話は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く