ウエアラブルデバイスはGoogle Glassを筆頭に、ここ最近注目されている“身に付けるコンピュータ“。JINS MEMEにはどんな特徴があるのかを簡単に説明すると、メガネに三点式眼電位センサー(特許出願中)を搭載、眼の動きから精度の高いデータを取り出し、たとえば“疲れ”や“眠気”などを数値で可視化して効率的に仕事ができたり、フレームに内蔵された六軸(加速度・角速度)センサーによりフィットネスにも活用できる、とのこと。 ところで“眼電位”とは何か。人の眼球は、角膜側が正の、網膜側が負の電荷を帯びており、その電位差を眼電位と言う。JINS MEMEは、眼球運動にともなう眼の周りの電位差を検出する技術(眼電位センシング技術)を活用したアイウエアというわけだ。 視線移動を検知するアイ・トラッキング技術は、カメラを使ったタイプ(カメラ型)や電極を使用して角膜から直接電荷を検知するタイプ(侵襲型)