「婚活」ブーム、ホント? Partner Style | Society 社会学系のネーミングセンスに長けた山田昌弘氏が名づけた「婚活」だが、本当にブーム、なのだろうか。J-CASTニュースのコメント欄には男性と思われる怨嗟の声が怒涛のように連なっており少々引くが、「あなたの魅力のせいじゃない!――恋の悩みNo.1「出会いがない」を解決!」を見ると、これは要は結婚情報サービス会社のマーケティングじゃないの、とも思わせられる。 確かに、少子化で若年層が減少する中で、人数的にボリュームのある30歳代を後押しすることは、結婚市場への参加者を増やすことに繋がり、ビジネス上も、少子化対策という点でも有効であろうとは思われる。ただ、それが最適な打ち手なのかどうかはよく分からない。施策の妥当性はその目的、「何のため?」を一旦上に上がって考えた上で、その目的を達成するための他の手段はないか、を考えて、その