「ITは所有から利用へ」などといまさらのようにいわれるようになってきた。しかし中小企業のITに関しては、持たないで済めば、それに越したことがないことは最初から分かりきっている。 社員が利用するPCのメンテナンスやトラブルシューティングだけでも大変なのに、サーバ機の面倒を見ることは、情報システム専任者を持てないか、持てても1、2人の企業にとってはつらい。だからといってサーバの管理を業者に代行してもらえば、それなりの料金が掛かってしまう。 「日本の中小企業はなぜITをちゃんと活用しないのか」といわれることもあるが、当の中小企業からしてみれば、「業務を助けるのがITの目的であるはずなのに、なぜこんなにコストが掛かるのか」ということになる。 だからASPサービスは内在的に、中小企業にとって魅力が高い。アプリケーションの動作を支える仕組みの維持や障害対応をすべて業者側で担当してもらえれば、企業として
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