うつ病は、脳の神経伝達物質の状態から、5つのタイプに分けることができます。 それぞれのタイプには、特徴的な症状、特徴があります。 ウィリアム・ウォルシュ博士は20年間にわたり、2800人のうつ病患者に対して検査を行い、それぞれのタイプの特徴を割り出しました。 治療方針はタイプによって全く異なるため、治療前にタイプ分類が不可欠です。 うつ病の5タイプ 低メチレーションタイプ 典型的な低セロトニンを示し、SSRI薬投与にて気分の改善がみられる事が多い 葉酸欠乏(高メチレーション)タイプ セロトニン、ドーパミン活性が上昇しており、SSRIに効果が見られない ピロール異常タイプ セロトニンと、脳の代表的な抑制性神経伝達物質GABAが顕著に低下している 銅過剰タイプ ドーパミン低下、ノルエピネフリンの上昇がみられる 重金属蓄積タイプ 抗酸化力が落ちるため脳神経が傷つき、脳内神経伝達物質濃度が変化する