3月12日、複数の米政府高官が明らかにしたところによると、米国、日本、EUは、中国のレアアース資源輸出規制について、仲裁を求めて世界貿易機関(WTO)に提訴する計画だ。江西省のレアアース鉱山で昨年1月撮影(2012年 ロイター) [ワシントン 12日 ロイター] 複数の米政府高官が12日、明らかにしたところによると、米国、日本、欧州連合(EU)は、中国のレアアース(希土類)資源輸出規制について、仲裁を求めて世界貿易機関(WTO)に提訴する計画だ。 レアアースはハイテクやクリーンエネルギー製品に幅広く使用されている。 AP通信は、オバマ大統領が13日にホワイトハウスで提訴を発表すると報じていた。WTOでは、紛争処理の最初のステップとして中国に協議を要請し、EUと日本も加わる。 今回のWTO提訴は、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領が、中国との貿易問題に厳しい姿勢で臨むことを示す