ギリシャ 年金不正受給多発か 6月7日 8時46分 ギリシャで、肉親の死亡届を遺族が出さずに年金を不正に受け取っていたとみられるケースが4000件以上あることが分かり、ギリシャ政府は、100歳以上の年金受給者9000人について確認を急いでいます。 これは、ギリシャのカツェリ労働・社会保障相が、6日付けの地元紙とのインタビューで明らかにしたもので、年金の支給が続いている元公務員を調べたところ、すでに死亡していたケースがおよそ4500件見つかりました。遺族が死亡届を出さずに年金を不正に受給していたとみられ、毎年、1600万ユーロ(日本円にして18億6000万円)以上が支払われていたとしています。カツェリ労働・社会保障相はさらに、100歳以上の年金受給者がおよそ9000人に上っており、これらの人達が生存しているかどうか確認を急いでいることを明らかにしました。財政危機に陥っているギリシャは、EU=