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ブックマーク / note.com/tanaka0 (1)

  • 新婚半年だけど、出版界では出戻りなんだ… (調査情報352号 1988.6)|田中開

    やっと、二冊目の小説集、「やさしく、ねむって」がでた。 一冊目の「おやすみなさい、と男たちへ」がでてから、六年もたってしまった。 「おやすみなさい」から六年たっても、「やさしく、ねむって」では、いつでもねむってばかり。睡眠時間はたっぷりでも、執筆時間はほとんどない、わたしの生活をあらわしているようだ。 一冊の保にまとめられる量の短編小説を書くのに六年もかかってしまった自分にあきれるいっぽうで、もともと筆無精なのに、なんとか、ここまで続けてこられてよかったと思う。 大学で文芸科にすすむまで、小説を書く気は、ぜんぜんなかった。文芸科では、レポートとして小説を提出することができ、ふつうのレポートより、小説のほうが余白が多くてラクそうだから、作文を書くような気分で、いくつか書いた。わたしの小説に短いセリフが多いのは、余白を多くつくりたいと思いながら書いているからだろう。 べつに書きたいこともなくは

    新婚半年だけど、出版界では出戻りなんだ… (調査情報352号 1988.6)|田中開
    haiji505
    haiji505 2015/01/28
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