デザインだけでなく、より高度で統合的な顧客課題を解決する すべての情報を見える・触れる状態で集約するプロジェクトルームを設置 顧客企業が抱える本質的な課題を共有、統合的な提案ができるようになった ポートランドにあるジバは、50%以上のスペースが顧客とのコラボレーションに使われるように設計されている。工業デザインに強いデザイン会社として、26年間にわたって先進的なプロダクトを世に送り出してきたジバ。しかし、2009年8月に完成した現在のオフィスは、狭義のデザインビジネスから、顧客企業のイノベーションプロセスそのものを設計するという、より高度なビジネスに移行するためにつくられた。 その中核をなす機能が”プロジェクトルーム”だ。ジバが扱う案件それぞれに物理的な個室が割り当てられ、常時、関係者だけが出入りできるしくみだ。顧客企業とジバがイコールパートナーとして、このプロジェクトルームに集まり、日々