ソフトバンクのボーダフォン買収、通信キャリア3社の公式検索サービスや番号ポータビリティ制度の開始など、モバイルサービス事業者にとって激動の時代が続いている。第3世代携帯電話の契約者数が全体の約3分の2にまで達し、パケット定額制の普及が進むなかで、モバイルサービス事業者はどんな分野にビジネスチャンスを見いだしているのだろうか。 New Industry Leaders Summit 2006 Fall(NILS)では、モバイルサービス事業者の大手であるインデックス・ホールディングス、シーエー・モバイル、ディー・エヌ・エーの3社の今後の戦略が語られた。モデレーターはグロービス・キャピタル・パートナーズ パートナーの小林雅氏が務めた。 ディー・エヌ・エーは2006年2月に開始したモバイルソーシャルネットワーキングサービス「モバゲータウン」が、1日2億ページビューを達成するなど急速に成長している。