ジョブ型雇用の導入が推進される理由は? メンバーシップ型雇用の継続が困難 ジョブ型雇用が推進されているのは、終身雇用制度が崩壊したことに原因があります。 メンバーシップ型雇用という形で、多くの社員の職業人生を保証するのはどの企業でも難しくなっています。そのため成果主義の考えを広め、雇用の流動性を高めるべく打ち出されたのがジョブ型雇用というわけです。 人材確保のため 近年、少子高齢化はますます進行し、労働人口の減少による人手不足が叫ばれています。 少しでも働ける人材を確保するため、介護中や育児中でも働ける短時間勤務やフレックスタイム制といった働き方の多様性を受け入れることが求められており、その考えが非正規雇用に近いジョブ型雇用が重要視される一因となったのかもしれません。 また新卒一括の総合職採用では専門職が育ちにくく、ジョブ型雇用の採用効率性の高さも注目されています。 同一労働同一賃金の導入