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ブックマーク / movie.maeda-y.com (5)

  • 超映画批評『アンダルシア 女神の報復』35点(100点満点中)

    『アンダルシア 女神の報復』35点(100点満点中) 2011年6月25日公開 全国東宝系 2011年/日/カラー/125分/配給:東宝 監督:西谷 弘 脚:池上純哉 音楽:菅野祐悟 主題歌:イル・ディーヴォ「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」 製作:フジテレビジョン他 出演:織田裕二 黒木メイサ 戸田恵梨香 福山雅治 伊藤英明 ≪織田裕二をもっと前面に出さねばだめ≫ 前作「アマルフィ 女神の報酬」(09年)はじつにユニークな作品であった。何が面白いかというと、ひとたびこいつを褒めるともれなく猛烈な反発をくらうという、奇妙な特性があるのである。 死ねだのやめろだの金をもらっているだのと、ちょっぴりお口の悪いネット紳士たちからたしなめられるたび私は、これがいわゆる炎上マーケティングというやつかと他人事のように感心する。 こうなると続編『アンダルシア 女神の報復』では、さらに輪をかけ褒めまくり

    hakaiya
    hakaiya 2011/07/12
    俺は『アンダルシア』を褒めましたが炎上しませんでした。
  • 超映画批評『アマルフィ 女神の報酬』90点(100点満点中)

    『アマルフィ 女神の報酬』90点(100点満点中) 2009年7月18日(土)全国東宝系ロードショー 2009年/日/カラー/125分/配給:東宝 原作:真保裕一 監督:西谷弘 主題歌:「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」サラ・ブライトマン 製作:亀山千広 企画・プロデュース:大多亮 出演:織田裕二 天海祐希 戸田恵梨香 佐藤浩市 2009年夏のイチオシ 今年2009年の夏シーズン、忙しい中、たった1だけ映画を見られるとするなら、私は迷わず『アマルフィ 女神の報酬』を選ぶ。夏休みらしいスケールの大きな大作であること、邦画の枠内でなく、世界標準からみても優れたサスペンス映画であることが理由だ。 と同時に、このような意欲作がコケることになったら、もはやマジメに日でエンタテイメントをやろうという人はいなくなってしまうのでは、と危惧する。人気テレビドラマをチョチョイと2時間に引き伸ばし、洗脳のご

    hakaiya
    hakaiya 2009/07/19
    この人が褒める脚本ってとんでもない脚本が多い。ってことでたのしみ!
  • 超映画批評『愛のむきだし』45点(100点満点中)

    『愛のむきだし』45点(100点満点中) 2009年1月31日より、ユーロスペース他にてロードショー 2008年/日/カラー/237分/R-15/配給:ファントム・フィルム 原案・脚・監督:園子温、主題歌・挿入歌:ゆらゆら帝国、アクションデザイン:坂口拓、アクション監督:カラサワイサオ 出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之 上映時間4時間の純愛叙事詩&パンチラ 「自殺サークル」(02年)、「紀子の卓」(05年)など、作家性を"むきだし"にする作品群で知られる園子温(そのしおん)監督の最新作は、上映時間237分、タイトルが出るのが開始1時間後という、これまたとんでもない純愛エンタテイメントであった。 母を早くに亡くし、神父の父(渡部篤郎)と暮らすユウ(西島隆弘)。ところが、ある事件によって温厚な性格を一変させた父は、ユウを虐待しはじめる。教会での懺悔を日々強要されるようにな

  • 超映画批評『王妃の紋章』75点(100点満点中)

    『王妃の紋章』75点(100点満点中) CURSE OF THE GOLDEN FLOWER 2008年4月12日(土)より東劇他全国ロードショー 2007年/中国/カラー/114分/配給:ワーナー・ブラザース映画 中共プロパガンダ崩れ 中国きっての人気監督チャン・イーモウは、同時に北京政府の大イベントによく関わる事でも知られている。北京五輪の開会式も、もちろん彼が手がけている。 さて、そんな大事な年に、中国史上最も絢爛といわれる五代十国時代の王家を描く超大作が公開ときた。聞けば06年の香港を皮切りに、欧米各国を経ていよいよ日公開ということだ。間違いなくオリンピック開催を念頭に置いた、海外向け中共プロパガンダの一環であろうと察しがつく。 ところが、いざ鑑賞するとそう単純に言い切れぬ奇妙な点が目に付いた。はたしてこの、見るからにいかがわしい大作映画の正体は何なのか。 後唐時代の中国。世に君

    hakaiya
    hakaiya 2009/01/04
    もしかしてこの人、「外国の姫を迎えて妻とした」という基本設定に気がついてないのでわ?儒教の負の側面を描いた映画に対して「中国プロパガンダ失敗!」と喜んでいるのが同じ日本人として悲しい。
  • 超映画批評『ティンカー・ベル』100点(100点満点中)

    『ティンカー・ベル』100点(100点満点中) Tinker Bell 2008年12月23日(火・祝)より、ロードショー 2008年/アメリカ/カラー/79分/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ 監督:ブラッドリー・レイモンド、キャラクター創造:J・M・バリー 、脚:ジェフリー・M・ハワード 声の出演:メイ・ホイットマン、ルーシー・リュー、アンジェリカ・ヒューストン、アメリカ・フェレーラ もっとも有名な妖精、ティンカーベルが4部作に 08年冬のディズニーはアニメーション二立てだが、先行する『WALL・E/ウォーリー』こそが大命なのは誰の目にも明らか。こちら『ティンカー・ベル』は、アメリカでも小規模にひっそりと公開されたきり。彼らは四部作の壮大なプロジェクトにすると意気込んでいるが、この調子では2以降はビデオのみ、なんてことにもなりかねない。 ネバーランドにある妖精の谷に、元気

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