子宮頸がんは子宮頚管(しきゅうけいかん)にできる「がん」 「子宮頸がん」とは、子宮頸部(頚管)に発生する「がん」のこと。 「子宮頸がん」には、子宮粘膜を覆った扁平上皮にできる扁平上皮癌(へんぺい じょうひ がん)と頚管粘液を分泌する腺組織にできる腺癌(せんがん)の二つの種類があります。 子宮頸がんは進行が遅いけれど油断は禁物 「子宮頸がん」は非常に進行が遅いのが特徴で、10年も表面細胞に限局している事があります。 しかし時には1年以内に進行性になることもあり、「がん」が表面細胞を越えて拡がりはじめると、その進行は速く、治療をしなければ、2~3年で死に至ります。 子宮頸がんは、予防できる「がん」 現在、日本では毎年約2,700人の女性が子宮頸がんで命を落としていますが、子宮頸がんは他のどの「がん」とも異なり予防できる「がん」です。 子宮頸がんは非常にゆっくり進行し、初期の段階では 前がん病変