開業から2週間余りたった北海道新幹線の乗車率は平均27%で、東北地方を発着する列車の乗車率が低いことから、JR北海道は東北に重点を置いて営業活動を強化する方針です。 1日当たりの平均の乗車率は27%で、これは、当初想定されていた1年間の乗車率とほぼ同じ水準だということです。 このうち、東京を発着する列車の乗車率は31%でしたが、仙台や盛岡など東北地方を発着する列車では平均13%と低くなっています。 また、この間に運行された466本の列車のうち1分以上の遅れが出たのは、今月1日、青函トンネルで緊急停止した列車を含め4本で、定時運行率は99%でした。 今月28日からの大型連休期間中の予約率は今月10日現在、27%だということです。 13日、記者会見したJR北海道の島田修社長は「北海道は今、旅行シーズンではないが、多くの人に新幹線を利用してもらっている。今後は、課題である東北地方での営業活動に力