教育TVの子ども番組「クインテット」のピアニスト「アキラさん」として、大ヒット曲「マツケンサンバ�U」の作曲家として、幅広い世代に人気を博している作曲家・宮川彬良さん。宮川さんにとって縁深い食材は「そば」。子供が重いアトピーで、そば、ひえ、あわと野菜くらいしか食べられない時期があったため、道具を買いそろえてそば打ちにも挑戦、しかし評判は今一つだった。今回は、奈良県から友人のそば職人、島崎宏之さんを自宅に招き、リベンジをかけてそば打ちに挑戦する。 宮川さんは島崎さんのそばを「そば粉本来の香りと水の味を意識させる。“そばの本質”を知っている」と絶賛する。独学でそば打ち技術とそば料理を確立してきた島崎さん。その姿は、「音楽は自分の内なる神と対話する仕事。自分の足もとの地面を掘っていこう」と決意し、東京芸大の作曲科を中退、「舞台音楽」の世界にのめりこんでいった自分と重なるという。そば打ちの極意