ことし8月22日に打ち上げられる予定の国産の新型ロケット「イプシロン」。プロジェクトリーダーでJAXA=宇宙航空研究開発機構の森田泰弘教授は、イプシロンについて、これまでのロケット開発の常識を覆す″革命″だと話しています。 12年ぶりに開発された国産の新型ロケットが宇宙開発をどう変えていくのか、ビズプラスサンデーの飯田香織キャスターがインタビューしました。 飯田キャスター: イプシロンの性能には、どんな特徴があるのでしょうか。 森田さん: イプシロンの特徴は、単にロケットの性能がよいだけではなく、性能とコストのバランスが最適化されていることです。 実は、ロケットを打ち上げる仕組みは、アポロの時代からあまり変わってなくて、大きな設備と長い期間と大勢の人たちが関わって、いわゆる″お祭り騒ぎ″のように打ち上げるのが、これまでの姿だったんです。 ところが、イプシロンでは、ロケットを打ち