世界最大のCMOSセンサーカメラを付けた東大木曽観測所(長野県木曽町)の望遠鏡で昨年12月に撮影された、ふたご座流星群の微光流星(画面中央下の斜めの線)と北極星(上端の大きく輝く星)(渡部潤一・国立天文台副台長提供) 東京大学木曽観測所(長野県木曽町)で、世界最大の超高感度CMOS(シーモス)(相補型金属酸化膜半導体)センサーを搭載したカメラを使って世界で初めて動画撮影に成功した、ふたご座流星群の「微光流星」の画像が、ポーランド・ポズナンで26日始まった流星や隕石(いんせき)研究の国際会議「メテオロイズ(Meteoroids)2013」で初公開された。 公開したのは、国立天文台の渡部潤一副台長(52)を代表とする研究グループ。国内最大の広視野を持つ木曽観測所の「シュミット望遠鏡」(口径105センチ、総重量69トン)に、約20センチ角のCMOSセンサーを搭載したカメラを付けて昨年12月に撮影