【ワシントン=中島達雄】米宇宙企業オービタル・サイエンシズ社の無人補給船「シグナス」が12日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着、日本人飛行士の若田光一さん(50)らがロボットアームを操作してドッキングさせた。 シグナスは、引退したスペースシャトルに代わる補給船の一つで、オービタル・サイエンシズ社が製造。宇宙実験の材料や飛行士の食糧など約1・3トンを積んでいる。9日、バージニア州の米航空宇宙局(NASA)施設から打ち上げられた。同社は今回から2016年までの計8回、ISSへの物資輸送をNASAから請け負っている。