自分で決めれば逃げ道も後悔もない、節目ごとに巡り合うタイミングの良さ・福留孝介さん プロ野球のレジェンド「名球会」連続インタビュー(41)
オーロラ観測衛星のあけぼの計画を率いてきたJAXA准教授の松岡彩子さん(49)は、長期間の観測に耐えられた理由について「あけぼのは、姿勢を変えるエンジンなど動きのある機器がない簡素な設計で、故障が少なかった。機体も強い放射線に耐えられるように頑丈に作られていたから」と話す。 とはいえ、「これほど長く致命的な故障もなく観測できるとは思っていなかった。幸運に恵まれた」と振り返る。 打ち上げ直後の学生時代から計画に関わってきた。「あけぼのが引退するという実感がわかない。私にとっては手のかからない『子供』だった。今は本当にお疲れさまでしたと声をかけたい」と述べた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本初の月面着陸機を平成30年度に打ち上げる方針を固めたことが18日、分かった。政府の宇宙政策委員会が夏までに正式決定する見通しで、旧ソ連、米国、中国に続く無人の月面探査機での軟着陸に挑む。目標地点に高い精度で降り立ち、将来の資源探査に役立つ技術の確立を目指す。 関係者によると、20日に開かれる宇宙政策委の小委員会と文部科学省の有識者会合で、JAXAが月面探査機「SLIM」(スリム)の計画を説明する。 小型ロケット「イプシロン」5号機で内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げる。開発費は打ち上げ費用を含め100億~150億円程度の見通し。宇宙政策委の了承を経て文科省が来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。 各国の月・惑星探査機の着陸地点は、目標に対し1~数キロの誤差があった。これに対しスリムは、デジタルカメラの顔認識技術を応用してクレーターの位置を
Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月10日、三菱重工と共同で開発中の「新型基幹ロケット」について、システム定義審査とプロジェクト移行審査を通過したと発表した。また同時にロケットの構成などの概要も公開された。 これは4月9日に開催された、文部科学省の宇宙開発利用部会において報告が行われたもの。発表によれば、まず今年2月25日から3月11日にかけて行われた、ロケットや地上設備などの各システムの技術仕様や基本設計以降の開発計画の妥当性について審査する「システム定義審査」の結果、「基本設計フェイズ」への移行は可能と判断されたという。そして3月17日から19日にかけて開催された「プロジェクト移行審査」において、「システムの全体仕様が定義ができる段階にあること」が報告され、審議の結果、プロジェクトに移行することが決定されたとされる。 新型基幹ロケットは、現在運用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く