絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家で、平成13年に亡くなった馬場のぼるさんが生前に描いたスケッチやアイデアなどを記したノートが、大量に残されていることがわかりました。物語の要素になることがらを詳細に調べていたことがうかがえ、当時の担当編集者は「馬場さんの絵が膨大な情報と知識に基づいて描かれていることがわかる貴重な資料だ」としています。 馬場さんは平成13年に73歳で亡くなり、その後、資料整理のために馬場さんの自宅を訪れた当時の担当編集者が、膨大な量のスケッチや作品のアイデアなどを記したノートを見つけたということです。スケッチの一部は先月発売された本のなかで紹介されていますが、資料の大半は公開されず出版社に保管されたままになっています。 このうち「11ぴきのねことあほうどり」について描かれたノートには、絵本の構想やアホウドリのイラストとともに、くちばしや羽の長さが何センチあるかな