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2019年9月2日のブックマーク (1件)

  • 惑星観測用の科学衛星「ひさき」で遠方銀河団内部のガスの温度を測定

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月2日、複数の銀河が集まった天体「銀河団」の内部にあるガスの温度を測定することで銀河団のメカニズムに迫ったケンタッキー大学の蘇媛媛氏らによる研究成果を発表しました。 惑星分光観測衛星「ひさき」の想像図■冷えていくガスの量を推定するために「中温」のガスを観測100個以上の銀河が集まっている銀河団は宇宙でも最大規模の天体で、人の目で見える数々の銀河以外にも、ダークマターの重力によって大量のガスも捉えられています。 なかでも銀河団のコア(中心部)にあるガスの温度は数千万度以上という高温に熱せられていますが、現在の理論では、X線を放つことでガスはエネルギーを失っていき、急速に冷えて低温のガスになるはずだと考えられています。しかし、実際にはX線の放射によって冷えたガスはこれまで観測されていませんでした。 今回蘇氏らの研究チームは、JAXAの惑星分光観測衛星「ひさき

    惑星観測用の科学衛星「ひさき」で遠方銀河団内部のガスの温度を測定
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/09/02
    X線を放つことでガスはエネルギーを失っていき、急速に冷えて低温のガスになるはずだが、「ひさき」の観測ではX線を放射することで生み出されるはずの冷えたガスは予想ほど存在しなかった