発射台の火災のため、打ち上げが延期されていた日本の宇宙輸送船「こうのとり」8号機を載せたH2Bロケットは、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定どおり「こうのとり」を分離して打ち上げは成功しました。「こうのとり」は10年前に1号機が打ち上げられて以降、8回の打ち上げすべて成功したことになります。 ロケットは補助エンジンや1段目などを切り離しながら上昇を続け、打ち上げからおよそ15分後の午前1時20分ごろ、予定どおり高度287キロ付近で「こうのとり」を分離して軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 三菱重工業は火災の原因として、エンジン付近から排出される液体酸素が、発射台の耐熱材に吹きかかり続けることで静電気が発生した可能性が高いとして、耐熱材をアルミのシートで覆って静電気が起きない対策などを行いました。 「こうのとり」8号機は全長10メートル、直径4.4メートルで、高度400キ
宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)は、H-IIBロケット8号機(H-IIB・F8)により、種子島宇宙センターから2019年9月25日1時5分5秒(日本標準時)に打ち上げられました。「こうのとり」8号機は、通信及び姿勢を確認し、9月28日の国際宇宙ステーション(ISS)到着に向け、順調に飛行しています。 今回の「こうのとり」8号機の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 「こうのとり」8号機はこの後、9月28日にISSに到着し、ロボットアームによる把持が28日20時15分ごろ、ISSへの結合完了が29日未明の予定です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く