仏パリのコンサートホール「ラジオ・フランス・オーディトリアム」でリハーサルに臨むオーケストラ(2015年9月17日撮影、資料写真)。(c)FRANCOIS GUILLOT / AFP 【10月5日 AFP】仏パリで、ヘンデル(Handel)の「メサイア(Messiah)」のコンサートの途中で男性歌手が降板を余儀なくされ、観客としてその場に居合わせたメゾソプラノ歌手が代理でステージに立ち、コンサートを無事乗り切った。 メゾソプラノ歌手のアデル・シャルべ(Adele Charvet)さんは1日、「ラジオ・フランス・オーディトリアム(Radio France Auditorium)」で行われていた、友人の若手指揮者バランタン・トゥルネ(Valentin Tournet)氏が出演するコンサートを鑑賞していた。 公演は順調に進行していたかに思われたが、出演者の韓国人カウンターテナー、デービッド・DQ