探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウを出発するにあたり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国中均・宇宙科学研究所長が12日、メッセージを発表した。はやぶさ2のリュウグウでの成果を列挙し、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」をイメージさせる帰還への意気込みを盛り込んだ。(以下全文) 「はやぶさ2」はこれまでに、①小惑星ランデブー②小惑星の科学観測③探査ロボットの分離放出と表面データ取得…
![はやぶさ2、リュウグウから「なにもかも皆懐かしい地球」へ JAXA国中氏が談話 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d9cb0a0f0de70c7b9037be9d643a1ce3cb3d290/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2019%2F11%2F12%2F20191112k0000m040160000p%2F0c8.jpg%3F1)
小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、来年の末ごろに地球に帰還するため13日、小惑星を出発することを公表しました。 JAXAは12日に会見を開き「はやぶさ2」は13日から帰還に向けた段階に入り、「リュウグウ」を出発することを公表しました。 13日は午前10時すぎに姿勢を制御するためのエンジンを噴射して「リュウグウ」から遠ざかり、今月20日からおよそ2週間、メインエンジンであるイオンエンジンの試験運転をしたあとに、来月3日以降にイオンエンジンを本格的に噴射して地球に向かう計画です。また、「リュウグウ」から遠ざかる際に「お別れ観測」として搭載しているカメラで、「リュウグウ」の最後の撮影を行うとしています。 そして「はやぶさ2」は来年11月から12月に、着陸で採取したとみられる「リュウグウ」の岩石の破片や砂が入ったカプセルを分離して、
2024年に打ち上げられ、火星の衛星を探査してその表面のサンプルを持ち帰るミッションが計画されている。JAXAの「火星衛星探査機MMX」は、これまで探査機が一度も降りたことがない火星の衛星「フォボス」と「ダイモス」を目指す。一方からサンプルを採取し、もう一方は周囲を観測する予定だ。 火星の衛星フォボスの表面。Credit: NASA/JPL-Caltech/University of ArizonaMMXのミッションが成功すれば、地球に帰還してサンプルの入ったカプセルを届けるのは2029年とされている。現在、人類が直接とってきた地球以外の天体の表面サンプルは月とヴィルト第二彗星、小惑星イトカワといったごくわずかな天体しかない。これからまもなく小惑星リュウグウと小惑星ベンヌのサンプルが加わる見込みだが、それでも片手で数えられるほどだ。火星圏からの物質がこれに加われば、惑星の進化の謎、地球に水
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く