新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる札幌市のライブバーの従業員の娘で、自身も感染して入院している女性が、NHKの電話インタビューに答え、「最初は軽いせきと頭痛で、かぜと思った。従業員の母の感染が先にわかり、それがなければ病院に行かなかったと思う」と述べ、初期の症状だけでは感染を疑えなかった状況を明らかにしました。 女性は今月3日に感染が確認された札幌市のライブバーの60代の従業員の娘で、このライブバーでは合わせて6人の感染が確認されています。従業員の母親について、女性は「先月26日に仕事から帰宅すると、のどに少し違和感があると言っていた。翌日27日に少し熱が出てかかりつけの病院に行き、抗生物質の処方と点滴を受けて帰宅した」と説明しました。 しかし、症状は改善せず、「翌日28日も病院に行って点滴などを受けたが症状はよくならなかった。今月1日に保健所に相談し、翌2日に別の病院で新型コロナウ
政府の文化・スポーツイベントなどの自粛要請で、クラシックのコンサートやオペラ公演も相次いで中止に。そんな中、通常の公演は断念したものの、無観客上演を行い、それを動画配信サイトYouTubeで無料生中継した滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールのオペラ《神々の黄昏》が、大きな評判を呼んでいる。 視聴数は、最も多い時で同ホールの客席(1,848席)の6.6倍を超え、2日間でのべ36万8520アクセスを記録した。日本のオペラ史上に記録されるだろう、今回の出来事はどのようにして実現し得たのだろうか――。 「なんとかやれる方法はないか」 安倍首相が自粛要請をしたのは、2月26日。首相はさらに翌日夕、全国の学校の一斉休校の要請も行った。そのニュースに、びわ湖ホールの山中隆館長は危機感を深めた。 「『これは(開催が)危ないな』と思いました。でも、1か月くらい前から、ヨーロッパからも歌手が集まって、公演に向けて、ま
土星とタイタンのように、惑星の周りに大型衛星が1つしか存在しない衛星系を形成するメカニズムは従来不明とされていたが、シミュレーションによってこれを初めて再現した研究成果が発表された。 【2020年3月11日 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト】 土星には現在82個の衛星が見つかっているが、その中でタイタンだけが群を抜いて大きく、その質量は2番目に大きい衛星レアの約50倍もある。これは同程度に巨大なガリレオ衛星が4つ存在する木星と対照的だ。こうした巨大衛星が誕生するメカニズムを解明しようとするこれまでの研究では、木星のように複数の巨大衛星が存在する系は再現可能だが、土星のタイタンのような単独の巨大衛星は説明が困難とされていた。 生まれたばかりの惑星の周囲には、ガスや塵などからなる円盤が形成され、その中で衛星が成長すると考えられる。ただし、衛星が大きくなると、周囲に円盤のガスが残ってい
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