5月25日、ISSから見た「こうのとり」9号機。次世代ハイビジョンカメラ(MPEP搭載カメラ)で撮影。ぴたっと静止しているように見えるが実は秒速7.8kmで飛行中。(提供:JAXA) 開発初期、NASAから「HTV(こうのとり)が来ないことがISS(国際宇宙ステーション)の安全」「米国の物品は載せない」とまで言われた屈辱を跳ね返し、今やISSの存続に欠かせないバッテリなど貴重な物資を運ぶ、世界最大のISS宇宙補給機「こうのとり」。 最終号機となる9号機が2020年5月21日2時31分、種子島宇宙センターからH-IIBロケット9号機で打ち上げられた。新型コロナウイルスが世界で猛威をふるう中、発射場のある種子島にウイルスを持ち込まないよう、ロケット関係者やHTV関係者ら人員を2~3割削減。外食を避け、食事は宿泊施設でとるなど最大限の配慮で準備を進めた。種子島内の見学場はやむを得ず閉鎖となったが
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