日本時間の16日午後、アメリカの大型ロケットで打ち上げられた日本初の月面着陸を目指す探査機「OMOTENASHI」がロケットからの分離後、地上との通信が安定していないことが分かりました。 JAXA=宇宙航空研究開発機構は、引き続き探査機の状況を確認することにしています。 NASA=アメリカ航空宇宙局は、日本時間の16日午後3時47分ごろ、大型ロケット「SLS」をケネディ宇宙センターから打ち上げました。 「SLS」には日本の探査機2機が搭載され、いずれもロケットから分離されましたが、このうち、「OMOTENASHI」は地上との通信が安定していないということです。 「OMOTENASHI」は、日本初の月面着陸に挑む予定で、今月21日に時速およそ180キロで月に衝突させて着地したあと、地球に電波を送るミッションが計画されていて、JAXAは引き続き、探査機の状況を確認することにしています。 一方、
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の超小型探査機OMOTENASHI及びEQUULEUSを搭載した、米国航空宇宙局(NASA)のアルテミス計画初号機(Artemis I)は、2022年11月16日(水)1:47(米国東部標準時)(2022年11月16日(水)15:47(日本時間))にNASAケネディ宇宙センター(米国フロリダ州)から打ち上げられました。 EQUULEUSは、11月16日(水)(日本時間)に分離され、同日22:50(日本時間)に、正常に動作していることを確認しました。 OMOTENASHI は、11月16日(水)(日本時間)に分離されましたが、現状、探査機は太陽捕捉が完了せず、通信が安定しないため、姿勢の安定、電力の確保、通信の確立の為の運用を継続して行っております。 対応状況については随時お知らせいたします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く