鹿児島県の沖永良部島の海岸で巨大な金属の破片が流れ着いているのが見つかり、専門家は、形状などから中国が打ち上げたロケットの残骸の可能性が高いと話しています。 今月20日、奄美群島の沖永良部島の海岸に打ち上げられていた白い物体を近くに住む人が見つけました。 大きさは長さおよそ3メートル、幅が2メートルほどあり、表面には赤地に黄色の星をあしらった中国の国旗のような図柄が描かれているほか、「排気孔」という中国語の文字も確認できます。 写真を見た中国の宇宙開発に詳しいJAXA=宇宙航空研究開発機構国際部の元参事、辻野照久さんによりますと、形状などから中国のロケット「長征」の最上部にある「フェアリング」と呼ばれる人工衛星を覆うカバーの可能性が高いということです。 地元の和泊町によりますと、これまでのところ被害の情報は確認されておらず、今後の対応について県と協議を行っているということです。 辻野照久さ
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