県教委は、肝付町に2015年4月に開校する全寮制の県立中高一貫校「楠隼(なんしゅん)中学校、楠隼高校」の教育内容を発表した。同町に施設を持つ宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))との連携講座を企画しているほか、難関大学進学を目指したカリキュラムを組み、外国語教育に力を入れる。 同校はJAXAと年度内に提携の調印を行うことを計画し、JAXA職員や宇宙飛行士らによる年間を通じた講座の実現を目指している。 また、中高ともに7時間授業を実施。中学では珍しいという。寮は全室個室で、下校後も学習指導員による講義や個人指導を寮で受けられる。 外国語教育では、中3までに英検準2級、高3までに英検2級以上の取得を目指し、中2、中3で中国語会話も学ぶ。新科目として「ことば探究」を採用し、ディスカッションやスピーチなど実践的な日本語力の定着を図る。 このほか、著名な経営者らによる講演を聞いたり、国内外の大